バルセロナのホテル
今回のバルセロナ旅行では、ホテルの件でかなり凹みました。
ツアーはホテルと飛行機だけのパックで、その他は全て自由行動、現地係員もナシのものを選びました。
何故かというと
1.一都市滞在型にしたので、自由に自分でプランを立てたかった。
2.以前スペイン旅行をしたことがあるので、多分大丈夫、と思った。
3.単純に安いツアーを選んだ。
そんな感じです。
出発10日程前、ホテルが「Hotel Catalonia Park putxet」に決まりました、という連絡がありました。
このホテルはネットで調べたけど、あまり日本人が滞在するタイプではなく、有効な口コミが見つからなかったんです。
ただ場所がグエル公園に徒歩圏だということが売りみたいでした。
ネットで写真や設備などのスペックを確認して、とにかく郊外の四つ星だということなので、そんなに悪くないでしょー、という判断でOKとしました。
12年前、ランブラス通りの三ツ星「オリエンテ」に泊まったのですが、そこが全然良かったので、四つ星なら大丈夫だと…。
ところが、行ってみてびっくり!
およそホテルとは呼べない様なひどいところでした。
まず、場所は丘の上で、どの駅からも徒歩15分くらいかかります。
普通に日本人が思う「郊外」とはちょっと違うみすぼらしい雰囲気で、とても不便なところです。
だけどホテルの雰囲気がステキとか、設備が良い、とかならそれも許せる。
観光から帰ってきてステキなホテルで安らぐのも良いじゃないですか〜。
でも違うんです。
作りも安いペンションみたいな薄い壁で、隣の会話や給排水の音が丸聴こえです。
ホテルの受付の人もなんだか愛想の無いコンビニ店員みたいな適当さです。
ベッドもダメダメだし、エクストラベッドは安そうなソファベッドでした。
トリプルではないのは判っていたけど、三人分の料金を払っているのに、洗面所のコップも二つしかありませんでした。
このホテルに6泊するのかと思うと、このツアーを選択した私はひどくガックリしました。
その晩、このホテルをキャンセルして(お金は返ってこない)他のホテルに移ろうか、とまで話し合いました。
初日からそういう状況で、大人はかなり凹みましたが、意外と娘が「まあ、いいじゃん」みたいなノリであっさりしていたのが救いでした。
まあ、あまりに大人がダメ出しをしているので、初めての海外旅行で救われないと思ったのかもしれません。
そんなワケで、ホテルについては帰国後旅行代理店に色々文句のメールを出しましたが、「申し訳ありません」の回答が来ただけでした。
実は担当の方もこのホテルについてはあまり情報を持っていなかったらしく、帰国後すぐ「ホテルの感想を聞かせてください。今後の参考にしたいです。」というメールを送ってきたのです。
だもんで、バリバリ文句のメールを出しましたが、謝罪だけかよ、という感じでした。
とにかくホテルについて学んだことは《星の数はアテにならない》ということでした。
と書いてるウチにまたヒートアップしてしまいましたが、とりあえず唯一マシだった朝食ビュッフェの写真をのせておきます。
毎日同じだけど、充実しているデザート。
こういった甘いパンはヨーロッパは得意ですね。
普通のシンプルなバケットとかもありました。
ハムも色んなのがあって嬉しかった。
一番あっちにあるスライスしたゴーダチーズがとても美味しかった。
このトルティーヤが手作り感があって、毎日味が違うんです。
それもまた良かったですが。
手前の瓜みたいなの、味がほとんどスイカの皮。
これがよく他のお店にもありました。これのジュースもあった。
あと素朴な感じのプリンみたいなの、ココナッツの味がして美味しいんです。
だけど、旅行本のデザートのところに出てない。
これはなんていう名前なんだろう。
まあ、これで食事が最悪だったら救いようがありませんが、もともと洋食が好きな私は満足でした。
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