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夏になるとそろそろ志望校をしっかり定める時期となり、学校見学に行く様中学からも指導がありました。
この時点での第二志望は私の卒業した女子美の付属高校が濃厚だったので、早速施設見学に行ったのですが、その頃の事はこちらの記事をご覧ください。

結局娘が出した結論は、第一志望は当初の予定通り都立総合芸術高校、第二、第三志望はどうでもいいけどあえて受けるなら普通科、という事でした。

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残念ながら私の母校は候補にも入りませんでした。
楽しそうな学校だけど何か自分の雰囲気とは違う、という事を見学会や文化祭で感じたみたいです。
で、総芸落ちたら比較的近所の普通科で三年間過ごして、また大学で美術系を目指すという考えでした。

確かに女子美の高校からは女子美の大学へ進むのが王道パターンなので、現在の大学の所在地である相模原へ毎日通うのはちょっと大変かなー、とは思いました。
実はウチからはムサ美が頑張ればチャリで行ける位近いんです。

もちろん親としては都立に行ってもらうと経済的には助かります。そういう気持ちが子供にあったのかどうか…聞いてみたけど関係無いよと言ってます。実際もし私立になっても近所に住む母が「助けてあげるよ
本人にも(!)言っていました。

まあとにかく本人が決めた道を尊重するのが私の方針ですから、少し寂しい気がしましたが納得するしかありません。

その後、近所の錦城高校や拓大一高などを見学して良い印象だったので、この二校を併願校とする事にしました。
この辺りの顛末も過去の記事を見て頂ければ。

一方学科試験対策はというと、はっきり言って何やっていいのか判らないというのが本音でした。
何度も言うけど学習塾に行った事ないし、本来勉強好きだったらそんな道選ばないのです。

真面目な性格が幸いして、定期テストの結果はいつもそこそこ良かったのですが、実践となると一体娘にどの程度の学力があるのか判りませんでした。で、模擬テストを受けてみる事にしたのです。

結果は志望校に対しては合格確実圏内でした。
ただ学校の成績に比べると少し偏差値が劣るタイプだという事が判明したので、都立は推薦入試で合格する事を目標に設定しました。

とにかく定期テストで良い結果を出して内申を良くする事、実技は画塾で腕を磨く、そういう作戦です。 
その単純な作戦は結果から見れば正解だったみたいです。

ちょっと疑問だったのは、第一志望校よりも滑り止め(?)の併願校の方が学力のレベルが高い学校だった事です。
娘の場合、都立推薦入学を目標にした為定期テストを頑張った→内申が上がった→私立の併願がとりやすい、という事になり結果的に目指すクラスの普通科の併願がとれたみたいです。
実際、それらの過去問をやってみたらとても難しくて、一般で受験してたら受かったのかどうか…。

そんなこんなで三学期になり、生徒達がドキドキの受験がいよいよ近づいてきました。

次回に続く