高校受験を終えて1
- カテゴリ:
- かぞく
ちなみにウチの場合ですが、進学する学校は都内の公立芸術系高校の美術科なので、普通科の方はあまり参考にならないかも。
一人っ子なもんで、高校受験も初めての体験だったのですが、ホントにわかんない事ばかりで大変でした。
目が行く子が一人なものでついつい一所懸命になってしまうのですが、できるだけ過干渉にならない様普段からこんな事に気をつけてた(つもり)です。
1.親が進路をコントロールせず、本人がやりたい道に進ませる。
2.必要以上に教育にお金をかけない。
3.受験生とて家族の一員、勉強だけしてれば良いワケではない。
こんな感じでしょうか。
自分が美術系の高校→大学を出ているので、子供がそっちをやりたがってると言うと、やっぱり親の影響で…って言われるけど、実は全くそっちへ誘導した事はなくむしろそんな道止めとけば、って感じでした。
小さい頃から絵を描いている時の集中力は確かに有ったと思います。
何か特別なツールを与えたかと言えばコレ。しかもサイズは小さい方。
他にあんまりおもちゃを持っている方じゃなかったから結構コレで遊んでました。
そういやおもちゃのキーボードとかも与えたけどあんまり熱心に弾かなかったなあ。私は内心音楽やって欲しかったんだけど…。
幼児の頃はよく図書館で人体図鑑をジーっと見てました。
保育園ではお迎えに行くと、よくお友達に「塗り絵作って」って言われて線画を描いたり、フラフラしながら宙に絵を描く姿を目撃しました。(アブナイ子…)
勉強はやらない割にはできない方じゃないけど、主要三科目ではなく理科や歴史が好きで体育が大の苦手です。
小学校高学年では公民館での楽しいお絵描き教室に通ったりしました。
中学では美術部に所属し、学校行事のプログラムや選挙のポスター等に忙しい日々。
中2の秋にそろそろ高校の見学でもと思い、まず公立の美術系高校の文化祭を見に行った途端他の学校には一切見向きもしなくなりました。
この学校に入りたい!と即決したんでしょう。
それでも色々な道が有るよ、という提案は時々しましたがあまり聞く耳持ってなかったみたい。
私は自分が通った手厚い私立の美術系高校に比べると、なんだか野放しな感じがしてちょっと不安でした。
生徒は私服だし先生の影が全く見られない、微妙な部活が沢山有るし、生徒の数も少なく皆が勝手な活動をしてる感じがして。
ただ生徒達がとても幸せそうで表情が輝いてました。
展示してある作品はどれも素晴らしく、制作に熱心なお子さんばかりが通っている学校だと感じました。
また総合的な芸術高校なので、音楽科や舞台表現科といった他の科もあり幅が広く、美術だけの世界にドップリ浸からない感じが学校全体としては魅力的でした。
次回に続く
コメント
コメント一覧 (1)
昨年秋、総芸、工芸、片倉の文化祭を見に行ったのですが、総芸で生徒たちの作品を見たとたん、他の高校には目もくれず、総芸に落ちたら浪人するとまで言い出しています。説明会にも行き、在校生を捕まえていろいろと聞き出し、もう行く気満々という感じ。
学習塾にも画塾にも行っておらず、今はただ小学校の図工の先生と、中学の美術の先生に独学のデッサンを見てアドバイスを頂いているぐらいです。ついこの間まで、練り消しゴムもフキサチーフも鉛筆の削り方も知らなかった娘ですので、中3になったら画塾に通わせてあげたいなと思っています。
総芸までの通学や、土曜や夏休みにも学校で作品作りをしている在校生を見て、体力的に耐えられるのだろうか、やりたいことだから頑張れるのかな、などと複雑な心境でいます。