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2014年03月

高校受験を終えて5

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三学期になると、画塾では総芸推薦志望の子は3時間デッサン、一般志望の子は4時間着彩の練習に入ります。
実際に練習が始まったのはホントに1月に入ってからで、実は私は早く時間内で描く為の練習を始めてくれないかとやきもきしていました。 

ここ数ヶ月はとにかく着彩の課題が多かったもので、1月の最初の3時間デッサンはちょっとどうなの?…という状態でした。
なんか探る感じの自信のないデッサンの様に見えました。

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この時期画塾からは、受験前の集中講座という形で平日の夜に行う別料金のプログラムを奨められたのですが、そこで更なる出費や労力をかける事に私は疑問を感じました。
できれば受験前の時期に無理をさせたくない、体調管理が一番大事なんだから。
しかし推薦を目指す子はほとんどそのプログラムに参加している、という話でした。

母親ってそういう話を聞くと、
どうしても子供を心配する気持ちからやっといた方がいいかな、と思ってしまうものです。
大体の場合、それで学習塾に行く様になるのです。もちろん本人の勉強したいという希望も有るのでしょうが。 
学習塾に関してもそういった誘惑(?)がこれまでにも幾度もありましたが、本人の塾には行かないという強い意志があったのでこれまで切り抜けて(?)きました。
しかし今回は大好きな絵に関する誘惑なので、私にも本人にもかなりの迷いがありました。
でもまあこの時期平日にバスで画塾に通うのは負担だと思い、自宅でできるだけデッサンを描く、という形で頑張ろうと決めました。

で、その頃に家で描いたデッサンがこんな感じです。

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モチーフを考えるのが実は結構楽しかったです。
あと、自分は描けないくせに、講評するのが意外と楽しかった。
他の事では素直じゃない娘がわりとすんなり私の意見を聞き入れていたのが不思議でした。
ちょっと椅子とテーブルのセッティングが悪く視点が高過ぎること、イマイチ光源の良い場所が無かった事などが問題となりました。

最後の方に画塾で描いたデッサンがコレ。

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上手くなってるんじゃない?って思ったけど気のせいかな。

受験の前に風邪気味になって2、3日学校を休んだりしたけど、無事に落ち着いて実技試験を終える事ができ、1月末に推薦で合格しました。
結局併願校の私立は願書を出すこともなく済んでしまい、とても出費の少ない受験で助かりました。

もし大学に行くことになったらまた三年後に同じ様な苦労をするのかと思うとそれも面倒だけど、とりあえず希望の道に進めて本人はとても満足そうです。

その後都立の一般入試の発表が終わるまでにひと月程あり、あからさまに喜んだりする事はできなかったみたいだけど、順調に学年全員進学先が決まり、卒業の為の合唱の練習や会場の飾り付け、文集の制作などに取り組む毎日を送ることになりました。

そういえば最近の若者は
同じ学校に入学する予定の人とTwitterやLINEで知り合って、事前に友達になっちゃうみたいです。
なんだか既に友達が数人居るらしい。
実際会ってみないとどんな人か判らないじゃない、って思うけどね。
昔の様なドキドキがないのが良いことなのかどうなのか。
今は告白とかもメールでしちゃうらしいからねえ…。

普通科目指す人にはあまり参考にならなかったかもしれないけれど、誰かのお役に立てれば嬉しいです。

余裕があれば、入ってからの事もレポートしたいと思います。

おしまい。



 

高校受験を終えて4

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夏になるとそろそろ志望校をしっかり定める時期となり、学校見学に行く様中学からも指導がありました。
この時点での第二志望は私の卒業した女子美の付属高校が濃厚だったので、早速施設見学に行ったのですが、その頃の事はこちらの記事をご覧ください。

結局娘が出した結論は、第一志望は当初の予定通り都立総合芸術高校、第二、第三志望はどうでもいいけどあえて受けるなら普通科、という事でした。

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残念ながら私の母校は候補にも入りませんでした。
楽しそうな学校だけど何か自分の雰囲気とは違う、という事を見学会や文化祭で感じたみたいです。
で、総芸落ちたら比較的近所の普通科で三年間過ごして、また大学で美術系を目指すという考えでした。

確かに女子美の高校からは女子美の大学へ進むのが王道パターンなので、現在の大学の所在地である相模原へ毎日通うのはちょっと大変かなー、とは思いました。
実はウチからはムサ美が頑張ればチャリで行ける位近いんです。

もちろん親としては都立に行ってもらうと経済的には助かります。そういう気持ちが子供にあったのかどうか…聞いてみたけど関係無いよと言ってます。実際もし私立になっても近所に住む母が「助けてあげるよ
本人にも(!)言っていました。

まあとにかく本人が決めた道を尊重するのが私の方針ですから、少し寂しい気がしましたが納得するしかありません。

その後、近所の錦城高校や拓大一高などを見学して良い印象だったので、この二校を併願校とする事にしました。
この辺りの顛末も過去の記事を見て頂ければ。

一方学科試験対策はというと、はっきり言って何やっていいのか判らないというのが本音でした。
何度も言うけど学習塾に行った事ないし、本来勉強好きだったらそんな道選ばないのです。

真面目な性格が幸いして、定期テストの結果はいつもそこそこ良かったのですが、実践となると一体娘にどの程度の学力があるのか判りませんでした。で、模擬テストを受けてみる事にしたのです。

結果は志望校に対しては合格確実圏内でした。
ただ学校の成績に比べると少し偏差値が劣るタイプだという事が判明したので、都立は推薦入試で合格する事を目標に設定しました。

とにかく定期テストで良い結果を出して内申を良くする事、実技は画塾で腕を磨く、そういう作戦です。 
その単純な作戦は結果から見れば正解だったみたいです。

ちょっと疑問だったのは、第一志望校よりも滑り止め(?)の併願校の方が学力のレベルが高い学校だった事です。
娘の場合、都立推薦入学を目標にした為定期テストを頑張った→内申が上がった→私立の併願がとりやすい、という事になり結果的に目指すクラスの普通科の併願がとれたみたいです。
実際、それらの過去問をやってみたらとても難しくて、一般で受験してたら受かったのかどうか…。

そんなこんなで三学期になり、生徒達がドキドキの受験がいよいよ近づいてきました。

次回に続く


 

高校受験を終えて3

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さてさてー、そんな感じで楽しい日曜の画塾生活が始まりました。
こちらの画塾、毎回モチーフ設定がスゴイんです。
最初の数回は鉛筆デッサンで始まったのですが 、何回目かにいきなり牛骨を描いてきた時は、えっ?って思いました。

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これはかなり時間かけて描いたデッサン。12時間くらいでしょうか。

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その後も大体6時間くらいで
風呂椅子に竹の柄杓とか、ちょっと形狂ってますね。

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キューピーちゃんとぬいぐるみとか
描いてました。
もっと時間が欲しい感じ。

夏頃に始まった着彩でのモチーフはもっと複雑で…

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お面だ! 丸太にピラピラした紙テープにビリヤードの玉、ガラスに入れちゃう?みたいな。

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デカイ壷にワラみたいなのくっ付いてる上に縄グルグル巻き。

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出た!またお面がスチール缶にヒモでくくり付け。
金属のレトロなじょうろにクーガのフィギュア…。
なんかまるで中央線沿線に有るレトロな雑貨屋さんの品揃えです。

結構面白いぞ、次なにが来る?みたいな感じになってきました。

面談の時に先生が言ってましたが、難しいモチーフをガンガン描いておくと、入試近くに3〜4時間で仕上げる練習を始めた時にドンドン描けるんです、と。
へえぇ、そういう作戦かあ、と思いました。

次回に続く







 

高校受験を終えて2

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中3の春になり進路について確認すると、やはり美術系以外考えられないという答え。
それじゃ調査しなきゃ、って感じでどんな学校があるのか調べてみました。

<昔ー35年前>
私立 ●女子美大付属高校・・・水彩の実技試験あり
   ●吉祥女子高校の美術科・・・水彩の?実技試験あり
   
●トキワ松学園高等学校
   ●日大鶴ヶ丘の美術科・・・内容覚えてません

都立 ●芸術高校・・・実技試験あり
   ●工芸高校・・・学科試験のみ

<現在>
私立 ●女子美大付属高校・・・水彩の実技試験あり
   ●吉祥女子高校の美術科・・・高校からの入試は廃止
   ●八王子学園の美術科・・・デッサンの実技試験あり?
   ●朋優学院高等学校   
   ●トキワ松学園高等学校
   ●八王子桑志高校  
   ●潤徳女子高等学校

都立 ●総合芸術高校・・・実技試験あり(デッサン・着彩)
   ●工芸高校・・・学科試験のみ
   ●片倉高校
の美術科・・・実技試験あり(自画像?)
   ●大泉桜高校の美術科・・・実技試験あり?
   ●その他にも総合高校の美術科など多数

昔については私が知ってた学校って感じでホントはもっと有ったのかもしれないけど、とにかく公立の美術系が増えててビックリしました。
さらに昔は学区制だったので遠くの公立には入れなかったのに、
今は自由に選べます。いい時代になったもんだ。

東京の公立の美術系といえば、総
芸(旧芸高)と工芸がよく比べられますが、この2校は性格の異なる学校の様です。比べてみましょう。

総芸・・・一般入試は学
科試験が3科目(国・数・英)&着彩の実技試験
     推薦
入試は内申書&鉛筆デッサンの実技試験&面接&集団討論
     学科(油画・日本画・彫刻・映像・デザイン)
     
工芸・・・一般入試は5教科の学科試験のみ
     推薦
入試は内申書&作文&面接&集団討論
     
専攻(マシンクラフト・インテリア・グラフィックアーツ・デザイン)

実は娘は学習塾に行った事がないせいか、主要3科目はちょっと苦手で理科と社会が得意だったので、受験は工芸高校の方が有利だったと思うのです。
でも娘がやりたいのは今のところ絵画でデザインではありません。
先のことはともかく
今は絵がうまくなりたいというだけの気持ち。
そうすると絵画系の専攻がない工芸高校はなんとなく違うかなと。
あと不思議な事ですが工芸高校の文化祭や見学会に行こうと思っても、風邪をひいたり大事な急用ができたりして、どうにも行けないのです。

「神が総芸にしろと言っている…」とかワケ判んない理屈で結局工芸に見学に行く事はありませんでした。
かなり設備の整った素晴らしい学校らしいので、もし見学に行けたら気持ちに変化があったかもしれませんね。
あとは立地的に新宿にある総芸が中では近くて交通費がかからないってのもありました。

とにかくまず総芸にしろ他の私立にしろ、入試に必要な鉛筆デッサンや着彩をまず習う事を決めました。
ホントは私が教えてあげられれば良いのだけれど、自分の画力の無さは判っているので、ここはひとつ外部の方にお願いしようかと。
知り合いに画塾をやってる人など多いのですが、地理的な問題でお願いできる人が見つからず、結局家から一番近いと思われ、半日講習のある「武蔵野美術学院」へ週1で通う事にしました。

初めて体験に行った日にいきなり石膏デッサンを描いて、とても楽しかった様です。夢中で描いてました。
優しくて若くて可愛いブーツ姿(関係ない?)の女性がひとりひとり巡回して丁寧に教えてくれました。
なんだか私が昔一時的に通った某予備校より、まったりとした雰囲気。中学生だからかもしれないけど。
適宜面接や進路指導を行って今の実力で志望校に入れるかどうか等の相談にものってくれます。

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娘と同じ志望校の子は終日コース(6時間)に通っている様でしたが、私はいやいやそんなに時間かけなくても…お金も倍かかるし…と思い半日コース(3時間)を選択しました。
何故なら私が当時週に2時間しかやってなかったから。しかも半年だけ。

今まであまり習い事をしたことない娘に初めてバッチリと教育費をかけるんだ!そんな感じがした瞬間でした(笑)
あ、ピアノは私の押し付けで4年くらいはやった。最後の1年位は私が教えたけど。
あと市運営の激安水泳教室にも行きました。
多摩六都でやってたクレイアニメの講習にも行ったなあ。

次回に続く




高校受験を終えて1

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この度めでたく高校受験を終えまして、色々多くの事を自分なりに学んだ(つもり)なので、次年度受験生の方にお役に立てば、って感じで記事をちまちまと書く事にしました。

ちなみにウチの場合ですが、進学する学校は都内の公立芸術系高校の美術科なので、普通科の方はあまり参考にならないかも。

一人っ子なもんで、高校受験も初めての体験だったのですが、ホントにわかんない事ばかりで大変でした。
目が行く子が一人なものでついつい一所懸命になってしまうのですが、できるだけ過干渉にならない様普段からこんな事に気をつけてた(つもり)です。

1.親が進路をコントロールせず、本人がやりたい道に進ませる。
2.必要以上に教育にお金をかけない。
3.受験生とて家族の一員、勉強だけしてれば良いワケではない。

こんな感じでしょうか。

自分が美術系の高校→大学を出ているので、子供がそっちをやりたがってると言うと、やっぱり親の影響で…って言われるけど、実は全くそっちへ誘導した事はなくむしろそんな道止めとけば、って感じでした。
小さい頃から絵を描いている時の集中力は確かに有ったと思います。
何か特別なツールを与えたかと言えばコレ。しかもサイズは小さい方。
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他にあんまりおもちゃを持っている方じゃなかったから結構コレで遊んでました。
そういやおもちゃのキーボードとかも与えたけどあんまり熱心に弾かなかったなあ。私は内心音楽やって欲しかったんだけど…。

幼児の頃はよく図書館で人体図鑑をジーっと見てました。
保育園では
お迎えに行くと、よくお友達に「塗り絵作って」って言われて線画を描いたり、フラフラしながら宙に絵を描く姿を目撃しました。(アブナイ子…)

勉強はやらない割にはできない方じゃないけど、主要三科目ではなく理科や歴史が好きで体育が大の苦手です。

小学校高学年では公民館での楽しいお絵描き教室に通ったりしました。
中学では美術部に所属し、学校行事のプログラムや選挙のポスター等に忙しい日々。

中2の秋にそろそろ高校の見学でもと思い、まず公立の美術系高校の文化祭を見に行った途端他の学校には一切見向きもしなくなりました。
この学校に入りたい!と即決したんでしょう。
それでも色々な道が有るよ、という提案は時々しましたがあまり聞く耳持ってなかったみたい。

私は自分が通った手厚い私立の美術系高校に比べると、なんだか野放しな感じがしてちょっと不安でした。
生徒は私服だし先生の影が全く見られない、微妙な部活が沢山有るし、生徒の数も少なく皆が勝手な活動をしてる感じがして。
ただ
生徒達がとても幸せそうで表情が輝いてました。
展示してある作品はどれも素晴らしく、制作に熱心なお子さんばかりが通っている学校だと感じました。
また総合的な芸術高校なので、音楽科や舞台表現科といった他の科もあり
幅が広く、美術だけの世界にドップリ浸からない感じが学校全体としては魅力的でした。

次回に続く

 

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